私は英語に興味はありますが、英語”学習”には興味がありません。・・・正直に告白すると「興味がない」ではなく、率直に嫌いです笑。お勉強があまり好きではありません。
でも英会話は、あくまでも”会話”ですから、必要不可欠になる場面が多々あります。
ただし海外旅行や出張での経験上、どういう印象を与えてしまうかはさておき、「どう見ても英語が母国語じゃない」人に対して、めっちゃくちゃ世知辛く対応する人はそんなにいません。それこそ無視か興味ないか、ってのが本当のところ笑。
・・・と聞いて、不安が倍増した人もいるかもしれませんが、安心してください。
まずは”伝える”ことから始めましょう。そこに難しい英単語や英語学習は、不要なのですから。
まず大事なのは伝えること
海外旅行先で使う英語について思い返してみると、英語を話す必要が必ず生じるのは、飛行機内(日本の航空会社ではない場合)、空港、ホテル、レストラン、レジャー施設などなど・・・どうしても相手とやりとりしなければならない場面だけです。
そう、英会話は使おうとしない限り、結局そんなに出番がありません。
特に新婚旅行では、会話の相手はおおよそ決まっていますよね。果敢に女の子に話しかけるとか・・・そんなことしないですよね笑。だから必要最低限の場面の英語”だけ”はしっかり覚えておいたほうが得だし、逆に考えると、それだけでも事足りる場合があるのです。
簡単な英単語で十分
そしてこの時、簡単な英単語だけで十分なのです。
難しい言い回しを考えたりしなくてOK、というより、むしろ考え込んで黙られるほうが、現地の人からすれば薄気味悪いのではないでしょうか。自分に置き換えて考えてみてください。国内で、観光客がだま〜って助けを求めるより、必死に話しかけてくれたほうが「ああ、これね!」と伝わってくるはず。
確かに英会話に関する文献で、言い回しについて調べてみると「Sit, please」「Water, plese」「What does it smell?」があまりいい意味合いで使われていないことも理解できます※。でもそれより、伝えたいことが伝わらないほうがよっぽど具合悪いはずですよ。
別にいいんですよ、わかってるよ、って人もいるでしょうが「Chicken or Beef」って聞かれた時に「I’d like to eat Chicken」なんて言わなくていいんですよ。「鶏か牛か」って聞いてんだから、「鶏」か「牛」かで答えればいいんですよ。
「What’s your purpose of your visit.(あなたがここを訪れた目的は?)」の質問に「Sightseeing(観光)」で良いんですよ。確かに深掘りされる入国審査も経験したことがありますが、”答え方”より”答え”の方が重要なんですから。
言い回しなんて後回し!!!
※Sit, please.やWater,please.は、その場の状況によっては威圧的に聞こえたりしますが、使ってはいけない訳ではないです。ただ時間があれば、映画や海外ドラマを注意深く見てみましょう。立場や状況によって同じ「座ってください」でも言い方が違ってきます。
※Smellについても、こちらとしては「いい匂いですね、なんの香り?」みたいに伝えたくても、どちらかというと「なんか臭うぜ」よりに捉えられがちという話なだけであって。そもそも私たちはノンネイティブなんで、会話に慣れていないのなら、言い回しのミスを恐れるより、どんどん話したほうがいいと思います。
質問文と”声かけ”英語は覚えておこう
ただ、簡単な英単語で十分だとは思いますが、暗記でなくてもメモでもなんでもいいので、以下の質問文と”声かけ”英語だけは覚えておきましょう。どれも使い道多めな英語ばかり。
- May I…?(許可を取る時)〜しても良いですか
- Can I…? (自分が)〜できますか
- Could you…?(相手に対して)〜できますか
- Would you…?(相手に対して)〜してもらえますか
声かけ英語として、「Excuse me」は鉄板です。
日本語でも、誰かに話しかける時「すみません」「ちょっとお尋ねしたいのですが」って声をかけてから質問しますよね。それと同じです。
ちなみに私は小さな頃、一番最初に習った英語は「May I use your bathroom?」でした。意味は「お手洗い借りてもいいですか」。小さな頃からトイレに不安があったので、この英語だけはどの英単語よりも早く覚え、どこへ行っても使ってます笑。
ただし個人的な注意点としては・・・おどおどと話しかけてしまうと、一発で観光客だと見破られてしまうでしょう。悪い人はいないと信じたいものですが、観光客をカモにする人も中にはいます。悪い人に絡まれないよう、下手でもいいので、自信満々に尋ねることをおすすめします。
現在、私が次回のポートランド旅行へ向けて学習中の「DMM英会話」。オンライン英会話の教材には「海外旅行向けの英会話」を学べるものもあります。緊張防止に、旅行前に無料体験で練習しておくのも賢いかもしれません笑。